





生きづらさを抱えている時、
「自分が弱いからだ」「考えすぎだからだ」と
自分を責めてしまうことがあります。でも実際には、
感じやすさや考えすぎる性質そのものが
問題なのではありません。問題なのは、
その特性を抱えたまま生きるための視点を
誰からも教わってこなかったことだと、
僕は感じています。この本では、
「生きづらさをなくす」ことではなく、
生きづらさを抱えたままでも
今を少し楽に生きるための思考整理を
言葉にしています。

以前の僕は、
ちゃんと前向きにならなければいけない、
立ち直らなければいけない、
強くならなければいけないと考えていました。でも、そうやって頑張るほど、
心はどんどん疲れていきました。変化のきっかけは、
「無理に元気にならなくていい」と
自分に許可を出したことです。今できないことがあってもいい。
調子が悪い日があってもいい。そう思えるようになってから、
少しずつですが、
自分の状態を受け入れられるようになりました。
この本は、
「すでに乗り越えた人」が書いたものではありません。今も悩みながら、
考えながら、
立ち止まりながら生きている
等身大の自分で書いています。だからこそ、
同じように苦しさを抱えている人にとって、
「自分だけじゃない」と
感じてもらえたら嬉しいです。完璧じゃなくていい。
今、苦しくてもいい。そこから少しずつ、
一緒に歩んでいけたらと思っています。